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【就職/転職前】ブラック企業を見分ける5つの確認項目

就職・転職
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就職/転職できてもブラック企業で働いてしまうと、肉体的にも精神的にも辛い思いをしてしまいます。
私も過去2社、ブラック企業に勤めていた経験があります。
「なんでこんな会社を選んでしまったんだ」と後悔するんですよね。

そんな教訓のもとブラック企業を見分けるため、確認しておきたい項目を5つ挙げてみました。

この記事を読んで分かること

  • ブラック企業に就職しないために確認すべき項目
  • 一般的な年間休日の基準日数
  • 『働き方改革』に伴う残業時間の上限時間
  • 離職率の基準と基準となる数値

入社してから後悔する前にブラック企業への就職・転職は回避すべき

入社して「ブラック企業だった」と後悔してからでは遅いのです。
得るものもありますが、失う代償も大きいのは間違いありません。

まずすぐに退職してしまうと履歴書に傷がつきます。
ブラック企業で働いている間の実績がなく、何も身についていない状態です。
職務経歴書に書くことが少ないレベルであれば、短期間で辞めた人とみなされてしまいます。

つぎに就職活動しなおさなければなりません。
履歴書と職務経歴書を書いて、求人を見て、応募して、面接を繰り返す。
1度でも就職・転職活動したことあればあの時の苦労や面倒さはわかりますよね。

働き続けた場合、精神疾患を発病する可能性もあります。
精神疾患で働けなくなってしまうことが一番のリスクです。
今後もサラリーマンと賃金を得ながら生活するのであれば、避けなければなりません。

そもそもブラック企業の定義とは

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
したがって、企業としては、このような問題点が生じないよう、企業全体でコンプライアンス意識を高く持ち、労働条件、就業環境を改善していくことが大切です。
引用:厚生労働省「ブラック企業といわれないためにはどうすれば良いの?」

番号内容具体例
長時間労働やノルマを課す月45時間以上の残業が続く(後述)
達成の難しいノルマを課す
賃金不払残業やパワーハラスメントが横行残業しても残業代がでない
暴力や厳しい叱責を繰り返す
労働者に対し過度の選別を行う特定の従業員を辞めさせるため
ノルマを課す、仕事を与えない

誰しも経験したくないようなことがこのご時世、平然と横行してるんですよ。
私も②のパワハラに関しては2回された経験があります。
(あの経験はもう2度としたくないなぁ)

ブラック企業を見分ける5つの確認項目

  1. 8時間働いて年間休日が105日未満
  2. 月45時間以上の残業が常態化している
  3. 離職率が30%を超過している
  4. 職場の雰囲気を確認させてもらう
  5. ネット上のWEBサイトで評価や口コミを確認

(ブラック企業を見分ける①)8時間働いて年間休日が105日未満

第三十二条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。

引用:労働基準法 第四章 労働時間、休憩、休日及び年次有給休暇
(第三十二条-第四十一条の二)

8時間(1日)×5日(月~金曜日)で40時間、土曜日と日曜日を休日とする完全週休二日制です。

52週(1年)×40時間(1週間)=2,080時間
2,080時間÷8時間(1日)=260日(労働日数)
365日(1年)-260日(労働日数)=105日(最低年間休日)

労働基準法に基づく場合、年間休日は最低でも105日あれば法的にはクリアされます。
その105日に夏期休暇、正月休みの休暇を加え、年間休日120日があるかどうかが1つの目安です。

つまり毎日8時間働いた場合、下記のとおり。

年間休日ブラック企業判定
120日以上問題なし
105日以上問題なし
105日未満ブラック企業の可能性が高い

就職や転職する前であれば求人票に年間休日の記載があると思います。
かならず目を通してブラック企業かどうかの判断にしましょう。

(ブラック企業を見分ける②)月45時間以上の残業が常態化している

たとえば9時から18時まで勤務時間が決まっていたとします。
18時以降は残業時間となり残業代が発生しますよね。

『働き方改革』に伴い国で残業時間の上限が設定されています。
その残業時間を遵守しているかどうかでブラック企業かどうか判断できます。

1週間45時間以上、年間にして360時間、ずっと残業が続いているようであればブラック企業の可能性が高いです。
(1日2時間半以上、20日以上働くと超過)

就職や転職する前であれば求人票に平均残業時間の記載があると思います。
かならず目を通してブラック企業かどうかの判断にしましょう。

残業時間の記載がない場合、私は面接の時に平均残業時間をかならず聞くようにしていました。

とくに印象が悪くなることもありませんし、
残業がある会社であればどんな風に捉えているかも把握できます。

36(サブロク)協定で1日8時間・1週40時間と労働時間は決まっています。
『働き方改革』として36協定で設定されている、残業時間の罰則付きの上限が下記のように設定されました。

(原則)月45時間以内、年間360時間以内
(特例)複数月80時間以内、年720時間以内定められています。

(ブラック企業を見分ける③)離職率が30%を超過している

就職や転職する際、どうせ入社するなら長いこと勤務したいですよね。
「アットホームな雰囲気です」
「夢に向かって頑張りましょう」
求人票でよく見るキャッチコピーに惑わされず確認すべき指標があります。

そんな時の指標とするのは離職率です。

離職率

企業の在籍人数にたいして一定期間(1年または3年)の内、
その期間中に離職した人を示した割合のこと。

ケースA

「起算日(年度初め)から1年間の離職者数÷起算日における在籍者数×100」

・100名の企業で、起算日までに年間10名が退職。在籍者数が90名となった場合(その間に新たに採用した人数は除く)
⇒10名÷90名×100=離職率約11%
引用:エン転職 離職率の計算方法

「じゃあ離職率は何%を基準にしたらいいの?」

厚生労働省の発表している入職率・離職率は下記のとおり。
複合サービス事業は最低の9.3%に対して、宿泊業、飲食サービスは最高の26.9%となっています。

厚生労働省 -平成 30 年雇用動向調査結果の概況-より

各業界の離職率がバラバラなんですよね。
ここは最高の26.9%寄りで判断すべきです。

離職率が30%を超過するかどうかで、ブラック企業かどうかの判断材料になります。
必ずしもブラック企業だとは断定できませんが、離職率は低いに越したことはありません。

「就職四季報シリーズ」であれば
「入社3年後離職率」も掲載されています。

(ブラック企業を見分ける④)職場の雰囲気を確認させてもらう

働くことになるかもしれない職場の雰囲気って、働いてみないとわからないブラックボックスです。

「私語禁止されている職場で重苦しい雰囲気だなぁ」
「指揮命令系統がバラバラで混乱する」
どちらも私がじっさいに働いてみて感じた職場です。

そこでオススメなのは職場見学をさせてもらうことです。
さすがに1次2次面接の段階でまだ次の面接があると、他の応募者もいるため時間を割いてもらうのは難しいと思います。

提案させてもらうタイミングは最終面接の質疑応答の時「職場を拝見させてもらってもよろしいでしょうか。」と聞いてみましょう。

部外者(自分)が入室して顔をあげて挨拶をしてくれるのか。
働いている人間性と自分の性格が合っていそうなのか。
同僚同士や上司間で風通しがよく相談しやすそうか。
話を聞くのとじっさいに目で見るのとでは感じることは違うはずです。

(ブラック企業を見分ける⑤)ネット上のWEBサイトで評価や口コミを確認

インターネットの普及に伴い、内外問わず企業の評価を知ることができます。

『ブラック企業大賞』というWebサイトでは、パワハラ・セクハラ・長時間労働等、ブラック企業を公開しています。

第8回のブラック企業大賞2019で選ばれたのは、三菱電機株式会社(メルコセミコンダクタエンジニアリング株式会社)でした。
40代の技術者が長時間労働により精神疾患を発病、2017年に自殺し2019年に過労死認定される事件がありました。

その他『転職会議』でも各企業の口コミを見ることができます。
良い点や悪い点、待遇などを外の人間が知ることのできるWebサイトです。

ただしこの『転職会議』は参考程度にとどめておいた方がいいでしょう。
投稿する際に審査等なく誰でも投稿できてしまう、極端な話、勤めていなくとも面接に落ちた人でも書けてしまいます。
その内容もどこまで事実か誇張表現なのかの精査もされてなさそうです。

いちばん信頼できるのは厚生労働省が公開しているデータです。
過去に労働基準関係法令違反した企業を列挙しています。
※数が少ないのでピンポイントでヒットしているかどうかのレベルです。

まとめ:ブラック企業を見分ける5つの確認項目

ブラック企業を見分ける5つの項目のまとめです。

まとめ
  • 8時間働いて年間休日が105日未満
  • 月45時間以上の残業が常態化している
  • 離職率が30%を超過している
  • 職場の雰囲気を確認させてもらう
  • ネット上のWEBサイトで評価や口コミを確認

ブラック企業で肉体的にも精神的にも疲弊したくないので、最低限これだけは確認するようにしています。
ブラック企業を見分けたい方はぜひ試してみてください。

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