社会のレールから脱線し無職になってしまうと一巻の終わりと思うかもしれません。
私は約3年も正社員として働きたかったけど、働けなかった1人です。
これから紹介していく習慣を続けていった結果、最終的にはハローワーク経由で就職することができました。
もちろんそれ以降も正社員としてちゃんと働いています。
今回はそんな私の体験談をもとに無職から社会復帰(正社員)する習慣についてまとめました。
社会復帰(正社員)に向けた5つの習慣

- 規則正しい生活習慣を心掛ける
- 日中に外へ出て日光を浴びる
- 心療内科に行き悩み相談と薬を処方してもらう
- ハローワークに行き求人情報を確認し、応募する
- アルバイトをして社会との接点を持つ
社会復帰(正社員)に向けた習慣①:規則正しい生活習慣を心掛ける
サラリーマンの1日の3割から4割の大部分を占めるのが仕事です。
無職になると仕事がなくなるので、1日の目的がなくってしまいます。
そのため、不規則(自堕落)な生活習慣に陥りがちです。


私の無職時代は夜中までゲームをして遊んでいました。
そのあとに寝るものだから、起きるのもお昼前後とおそく不規則な生活習慣となっていました。
無職だと起きる時間、着替え、整髪、ひげを剃る必要はありません。
パジャマでベッドの上でゴロゴロして遊んでいても全く問題ないわけです。
ただし社会復帰をしたいのであれば話は別です。
サラリーマンと同様に規則正しい生活習慣に戻す必要があります。
それまでの不規則な生活習慣をガラリと変えるのは難しいのです。
もし不規則な生活習慣のまま就職が決まり「じゃあ来週からきてくれ」と言われたとします。
夜中3時まで起きていた人間が、夜22時に寝ようとしても眠れません。
そのまま寝付けないまま朝7時に無理やり起きて、あくびをしながら出社することになります。
いざ出社しても睡眠不足で眠かったり吐き気を催したりと、本来のパフォーマンスを発揮することができなくなってしまうのです。
いつ就職しても良いように規則正しい生活習慣を意識しましょう。
社会復帰(正社員)に向けた習慣②:日中に外へ出て日光を浴びる
私が無職の時、3つのネガティブな感情に支配されていました。
- なんの生産性もない
- 社会の誰にも貢献できていない
- 無職でいることが恥ずかしい
加えて社会的立場から見て無職は周囲からも理解されづらく、信用もありません。
無職である自分自身で自覚しているからこそ、なおさら外へ出づらくなってしまうのです。
そしてカタツムリのように殻にこもっては、インターネットとゲームばかりしていました。
とうぜん引き籠っていても事態は好転しません。
むしろ社会復帰から遠ざかってしまいます。
人から話しかけられるのが怖い。
人からどう見られているか怖い。
無職は周囲の目が気になるのは当然です。
まずは小さい目標から順番に成功させていきましょう。
- STEP1外出ることから始めよう
最初は人がいない時間帯や、人通りの少ない道を選んで外へ出てみましょう。
家から出ることが目的なので早朝や深夜でも構いません。 - STEP2日中に外へ出てみよう
太陽が昇っている時間帯に外へ出てみましょう。
太陽の光(紫外線)を浴びると体内でセロトニンが分泌され、うつの治療や予防にも効果的とされています。 - STEP3(日中)散歩やジョギングしてみよう
日中に家をでることができればほぼほぼ完了です。
今度は散歩やジョギング等、10分、20分、30分といった具合に外にいる時間を伸ばします。
私の場合、毎朝2kmほどジョギングやサイクリングをしていました。
(水分補給は忘れずに) - STEP4(おまけ)買い物した際に店員さんに挨拶しよう
無職でいるとどうしても人間関係が希薄になりがちです。
私の場合、家族以外と話さず一日が終わることも多かったです。
するとコミュニケーション能力が下がってきてしまうんですよね。コンビニ等、物を購入した際「ありがとうございます」程度の挨拶をしてみましょう。
続けているともしかしたら店員さんの方から話を振ってきてくれるかもしれませんよ。
目的もなく散歩やジョギングするのは苦痛と感じるかもしれません。
そんな時は位置情報アプリ『ドラゴンクエストウォーク』や『ポケモンGO』であれば、歩きながら楽しく遊べますので一石二鳥ですよ。
私も『ドラゴンクエストウォーク』は久しぶりに復帰して上級職を目指しているところです。
社会復帰(正社員)に向けた習慣③:心療内科に行き悩み相談と薬を処方してもらう
体調や精神が健康的な人は読み飛ばしてもらってOKです。
当時の私はストレスにより自律神経(交感神経と副交感神経のバランス)がおかしくなっていました。
なにもしていないのに鼻血がでてきてしまったり、吐き気を催したりとまともに働けない体になっていたんです。
正社員の場合、最低でも8時間は働かなければいけません。
通勤時間や残業時間も加えるとさらに時間は必要です。
そのためにはまず働ける体に戻す必要がありました。
幸いにも精神を安定させる薬により私はどちらの症状も解消されました。
無職で「働きたいけど体調がちょっと・・・」と不安材料があるならば、まずは体調を治してからでも遅くはありません。
適切な医療で治療を受けてから社会復帰を考えましょう。
私は無職期間が約3年もあったので就職面接の時「この空間期間は何をされていましたか?」と100%聞かれました。
退職期間の答え方については別記事に書いていますので、こちらを参考にどうぞ。
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社会復帰(正社員)に向けた習慣④:ハローワークに行き求人情報を確認し、応募する
ハローワークに行く目的は2つあります。
- 自分に希望にあった求人を確認するため
- 求人を応募して面接の練習とするため
社会復帰するには求人を見て応募し応募する必要があります。
※求人を見るだけならばインターネットネットからでも可能です。
紹介してもらうにはハローワークへ足を運ぶ必要があります。
詳しくは他記事にてまとめていますので、下記を参考にどうぞ。
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いまのコロナ渦のご時世、10回20回の応募するのは当たり前のようになっています。
少しでも自分の希望に沿った求人があれば応募し。面接の機会をこなして慣れましょう。
もし内定をいただいても辞退するのは自由ですので、どんどん行きましょう。
ちなみに転職エージェントであれば質の高い求人を紹介してもらえます。
またプロ目線で履歴書や職務経歴書の添削、自己PRもサポートしてもらえるのでオススメです。
社会復帰(正社員)に向けた習慣⑤:アルバイトをして社会との接点を持つ
いつまでも家とハローワーク(転職エージェント)を往復していても基本的に暇です。
体も精神も健全であればアルバイトの時間に充てましょう。
私は他人と話す機会が圧倒的に少なくなってしまったので、某販売店で接客業をしていました。
アルバイトをすることによりコミュニケーション能力、社会貢献、収入を得ることができます。
無職でうだうだしている時よりも遥かに得られるものが多いのです。
そしてお気づきでしょうか?
この時点で無職からフリーターへとランクアップしているのです。
ほぼ社会復帰していると言っても過言ではありません。
あとはアルバイトを継続しながら余った時間に面接を繰り返して、内定をいただくまで繰り返しです。
まとめ:無職から社会復帰(正社員)に向けた5つの習慣
今回の無職から社会復帰に向けた5つの習慣をまとめます。
番号 | 習慣 | 備考(簡易) |
① | 規則正しい生活習慣を心掛ける | 就職が決まっても不規則な生活習慣から元に戻すのは一苦労 常日頃からサラリーマンの時と同じ生活習慣を心掛ける |
② | 日中に外へ出て日光を浴びる | 家に籠っていてもメリットは何もありません。 家をから出て日光を浴びる習慣を付けましょう。 |
③ | 心療内科に行き悩み相談と薬を処方してもらう | 心と体が大丈夫と言えない状態では働けません。 まずは心身ともに整えてから働きましょう。 |
④ | ハローワークに行き求人情報を確認し、応募する | ハローワークで求人を希望に沿った求人を確認する 求人から応募し面接をこなして慣れましょう。 |
⑤ | アルバイトをして社会との接点を持つ | コミュニケーション能力、社会貢献、収入を得る |
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